ジェネリック家具
2018年11月07日 15時55分

既に公共財産に入ったデザインのため、誰もがこのデザインを使って家具を作ることができます。
デザイナーズ家具の多くが20世紀中頃の作品のため、ほとんどのデザインが公共財産になっています。
そのため、有名家具メーカーを含む多くのメーカーが、名作家具のジェネリックを作るようになったのです。
ジェネリック家具には、ジェネリック医薬品同様のメリットが存在します。
- 販売価格を抑えることができるというメリット
そのため、多くの開発費用や時間が費やされたことは想像に難くありません。
ジェネリック家具の目的のひとつは、オリジナルを忠実に再現することです。
忠実に再現することはかんたんなことではありませんが、少なくとも開発にかかる費用や時間がオリジナルよりもかかるということは考えられません。
その分、ジェネリックでは費用を抑えることができるので、販売価格にもそれは反映されています。
- オリジナルには無い使用が設定されていることも
ジェネリックにはジェネリックなりのおもしろさがあります。
ジェネリック家具には、オリジナルのデザイナーズ家具にはない材質で作られたり、色のバリエーションが選べたりということがあります。
オリジナルを忠実に再現することが、本質的にはジェネリック家具の役割かもしれませんが、オリジナルには無いはずのバリエーションを選べることもあるということは、これはこれでジェネリック家具のメリットと言えるでしょう。